血液でのピロリ菌検査

血液を用いたピロリ菌検査

抗ヘリコバクター・ピロリ菌抗体検査の中で、血液を検体とする検査があります。ピロリ菌が存在することにより生じる抗体を検出するものです。

 

 

血液を用いたピロリ菌検査の仕組み

ピロリ菌に感染していると、抗体が体内に生成されます。抗体とは、異物(この場合はピロリ菌)が体内に入ってくると、それに対抗するために体内で生成されるタンパク質です。一種の防御反応で生じるものです。
ピロリ菌の感染により、この抗体は血液(血清)、尿、唾液などから検出できるようになるので、これを調べることで、ピロリ菌の感染の有無を調べることができます。

 

 

特徴

検体を採取するための採血は、医療機関であれば、看護師が対応するので問題なく行えます。尿や便であれば、自宅で簡単に採取可能ですが、出血させなければならないため、自宅での血液採取は少し面倒で、ランセットなどの素人でも使用できる器具が必要になってくる点が面倒です。

 

抗体は、ピロリ菌除菌を行ってもそのまましばらく、残るため、血液検査を含む、抗体による検査はピロリ菌除菌がうまくいったかどうかの判断には不向きです。