ピロリ菌検査の情報をお届けします。

気になるピロリ菌の検査費用。検査だけでは保険適用になりません

「とりあえず自分がピロリ菌に感染しているか
どうかを知りたい」…

 

 ピロリ菌除菌をするかどうかはおいておいて、このような人も多いと思います。

 

 近頃の報道で勘違いしている人が多いのですが、病院のピロリ菌外来でピロリ菌の検査のみを行った場合の費用は、健康保険の適用にはなりません。ピロリ菌の検査だけを行う場合、全額自費負担です。

 

 

保険適用になるのは、ピロリ菌の除菌療法のこと

 このメディアでよく報道されている、2013年2月に新規に保険適用になった話というのは、ピロリ菌除菌療法のことです。以下の@Aを満たした場合に、ピロリ菌除菌療法で健康保険適用になるのです。

 

@ 内視鏡検査で胃炎が確認される
A ピロリ菌検査で感染が確認される

 

つまり、ピロリ菌の検査しかするつもりのない人は、はなから健康保険適用にはなりませんのでご注意ください。

 

 

 

病院で検査する場合の、ピロリ菌の検査費用をまとめてみた

 では、ピロリ菌検査だけ行う場合は全額自費負担である、ことがわかりましたが、病院のピロリ菌外来で、ピロリ菌の検査のみを受診するといくらぐらい費用が発生するものでしょうか?

 

 尿素呼気法による検査が可能な病院で受診する場合を想定してみましょう。
ピロリ菌検査方法として、尿素呼気法は、検体の採取も容易(呼気を採取袋に取るだけ)で、採取に際して痛みもなく、その場ですぐに感染の有無の結果が出るので、よく使われる方法です。ピロリ菌外来を行う病院のインターネットの情報をもとに下表に金額をまとめてみました

 

<ピロリ菌検査に必要な費用(自費負担の場合)>

項 目 費 用

初診料

約 2,800円

ピロリ菌検査(尿素呼気法)

約 5,800円

合 計

約 8,600円

※検査の方法、条件、医療機関によって費用は変わります。

 

 上記の条件で検査を行った場合、約9千円ぐらいの費用がかかるようです。

 

小生が実際に、病院でピロリ菌検査を行い、どれくらい費用がかかったかのレポートはこちら

 

 

 

複数のピロリ菌検査を行うと、もう少し費用がかかります

 なお、ピロリ菌に感染しているかどうかを判定する場合、検査結果の確度を担保するために、複数の検査方法を用いて判断するのが多いようです。
 ちなみに、健康保険適用となる場合のピロリ菌除菌療法では、@内視鏡検査(組織の観察)Aピロリ菌検査(例えば尿素呼気法)、の2つの検査結果から、ピロリ菌に感染しているかどうかを判定する形になっています。
 ピロリ菌検査のみを行う場合でも、病院によっては、複数の検査方法と組み合わせる場合もあるかもしれませんが、その場合はその分の費用がかかります。

 

 

他の検査方法の場合の費用は? (尿素呼気法以外)

 他の検査方法として抗体検査(尿、血液)、または便中抗原検査法がありますが、受診した病院で検体を検査する設備がない場合は然るべき検査機関に送付する必要があるため、およそ1週間ほど時間がかかるのが問題です。また、血液を検体とする場合には、採取に痛みが伴います。検査結果が検査機関から送られてきたら、再度来院することになるため、また、数千円の診断料を取られるということになる場合があります。

 

 それ以外の方法として、内視鏡を使用し、胃の組織の一部を採取し観察する方法がありますが、診察に予約が必要になり、費用が1万円後半から数万円ぐらいかかる(自費の場合)場合があり費用のかかる検査方法になります。また、この方法のみでピロリ菌の感染を判断するとした場合、胃の一部のみを観察する方法となるので、胃全体としてどうなのか、ということが問題となります。